羽々田メモ

気になることを徒然なるままに—―。

【フェブラリーS/分析メモ】

■ベテラン馬の激走条件

19年 5歳 6歳 5歳

18年 6歳 5歳 8歳

17年 4歳 7歳 5歳

16年 4歳 4歳 5歳

15年 5歳 5歳 5歳

14年 4歳 5歳 6歳

13年 5歳 8歳 7歳

12年 6歳 6歳 6歳

11年 5歳 7歳 4歳

10年 5歳 4歳 5歳

09年 4歳 4歳 7歳

08年 6歳 8歳 6歳

07年 5歳 7歳 6歳

06年 4歳 5歳 6歳

05年 4歳 4歳 5歳

04年 5歳 4歳 7歳

 

これは東京コース改修以降のフェブラリーS3着以内の馬齢を示したものです。勝ち馬に限ってみれば4歳&5歳が圧倒的というのが傾向です。カネヒキリ世代、サクセスブロッケン世代、トランセンド世代という強い世代が06年~12年まで勝ち馬を輩出してきており6歳馬の勝利はそこに含まれます。その後は現在までも群雄割拠のダート界ですが、それでも4歳&5歳が勝ち馬となっている事実に変化は起こりませんでした。

 

19年2着/6歳ゴールドドリーム FS好走歴有 国内GⅠ6連続連対中

18年1着/6歳ノンコノユメ 根岸S勝利 FS好走歴有

18年3着/8歳インカンテーション FS好走歴有

17年2着/7歳ベストウォーリア FS好走歴有 

14年3着/6歳ベルシャザール 前走JCD勝利

13年2着/8歳エスポワールシチー FS好走歴有 サクセスブロッケン世代

13年3着/7歳ワンダーアキュート FS好走有 トランセンド世代

12年1着/6歳テスタマッタ FS好走有 トランセンド世代

12年2着/6歳シルクフォーチュン 根岸S勝利 トランセンド世代

12年3着/6歳ワンダーアキュート トランセンド世代

11年2着/7歳フリオーソ 国内GⅠ6連続連対中

09年3着/7歳カネヒキリ 国内GⅠ3連勝中 カネヒキリ世代

08年1着/6歳ヴァーミリアン 国内GⅠ4連勝中 カネヒキリ世代

08年2着/8歳ブルーコンコルド 前年南部杯勝利

08年3着/6歳ワイルドワンダー 根岸S勝利

07年2着/7歳ブルーコンコルド 前年南部杯勝利

07年3着/6歳ビッググラス 根岸S勝利

06年3着/6歳ユートピア 前年南部杯勝利

 

次に6歳以上の好走馬特筆事項を記しました。スピード能力の衰えがあるベテラン馬にも関わらずフェブラリーSを好走した馬たちにはいくつかの共通点があることが分かります。

1つ目は、「とにかく強い」。これは当たり前ですね(笑)ヴァーミリアンカネヒキリフリオーソのような当時国内G1で常に勝ち負けしているといった能力の高さは加齢に影響されにくいようです。とにかく「今」強い馬は加齢を理由に疑う必要はありません。

2つ目は、「ワンターンマイルG1の実績」。テスタマッタエスポワールシチーベストウォーリアが隔年でフェブラリーSを好走しています。この「隔年で好走」という事実を重く受け止めるべきです。また南部杯というFS最重要前哨戦での好走もベテラン馬の好走要因として複数挙げられています。

3つ目は、「根岸S勝利」。加齢とともにスピード能力が衰えるなかで、高いレベルのスピードとキレが要求される東京ダ1400の根岸Sを勝ち切るということは、その結果を持って即ち加齢による衰えを否定していることになるのだと考えます。

 

【1】とにかく強い。

【2】ワンターンマイルG1実績。

【3】根岸S勝利。

6歳以上のベテラン馬には以上の条件がひとつでも必要となりそうです。

 

 

南部杯フェブラリーS

(南部杯着順→フェブラリーS着順を表記)

 

 <2019年>

2着 → 2着(2人気) ゴールドリーム

<2018年>

該当なし

<2017年>

2着 → 2着(5人気) ベストウォーリア

<2016年>

該当なし

<2015年>

1着 → 3着(3人気) ベストウォーリア

<2014年>

2着 → 2着(1人気) ホッコータルマエ

<2013年>

1着 → 2着(9人気) エスポワールシチー

<2012年>

3着 → 2着(4人気) シルクフォーチュン

<2011年>

5着 → 3着(4人気) バーディバーディ

<2010年>

1着 → 1着(1人気) エスポワールシチー

2着 → 3着(2人気) サクセスブロッケン

<2008年>

1着 → 2着(7人気) ブルーコンコルド

2着 → 3着(3人気) ワイルドワンダー

<2007年>

1着 → 2着(2人気) ブルーコンコルド

<2006年>

1着 → 3着(11人気) ユートピア

2着 → 2着(2人気) シーキングザダイヤ

<2005年>

該当なし

<2004年>

1着 → 1着(1人気) アドマイヤドン

<2002年>

1着 → 1着(1人気) アグネスデジタル

3着 → 3着(2人気) ノボトゥルー

<2001年>

2着 → 2着(2人気) ウイングアロー

<2000年>

3着 → 1着(6人気) ウイングアロー

 

上記は2000年以降のフェブラリーSにおいて『南部杯好走→フェブラリーS好走』に該当する馬を挙げたものです。なお、南部杯好走馬の出走がなかった03年&09年を対象外としています。

 

南部杯好走馬がフェブラリーSで好走したのは18レース中15レース。近年はフェブラリーSにおける南部杯の重要度は低くなっているように思えますが、過去には11人気3着ユートピア、7人気2着ブルーコンコルド、9人気2着エスポワールシチーなど人気薄で激走しており、過去10年でみても東海Sや根岸Sをしのぐ9頭の好走馬を輩出しているのが南部杯です。根岸Sでも東海Sでもなく南部杯こそがフェブラリーSでの最重要レースであることが分かると思います。